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中国自動車大手「浙江吉利控股集団(Zhejiang Geely Holding Group)」(以下、吉利)傘下で新エネルギー商用車ブランド「遠程汽車(Farizon Auto)」を手がける「吉利新能源商用車集団(Geely New Energy Commercial Vehicle Group) 」が現在、初の資金調達として約3億ドル(約420億円)のを調達を進めていることが分かった。中国メディア「新浪科技」が9月27日、関係者の話として伝えた。
シンガポールの物流・不動産大手「GLP」がリード・インベスターとなる見込み。中国投資ファンド大手「中信産業基金(CPE)」と韓国金融大手「未来アセット(Mirae Asset)」のほか、吉利と韓国SKグループが支援する香港の投資会社「吉安資本管理( GLy Capital Management)」もコ・インベスターとして出資に参加することを検討している。協議は継続中だという。
遠程汽車は2016年10月、正式に立ち上げが発表されたブランドで、新エネルギーおよびクリーンエネルギーを動力源とする商用車の製造・販売を手がけている。
吉利新能源商用車の范現軍・最高経営責任者(CEO)は昨年、今後3〜5年以内の新規株式公開(IPO)を検討していると明らかにしていた。
(36Kr Japan編集部)
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