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中国のAR(拡張現実)グラスメーカー「XREAL(エックスリアル、旧Nreal)」がこのほど、6000万ドル(約90億円)を調達した。現在のところ出資者は非公開。これで同社が調達した資金は総額3億ドル(約440億円)となり、評価額は10億ドル(約1500億円)を超えた。
今回調達した資金は、製品開発と光学エンジンの生産拠点拡張に充てられる。同社はこれまでにARグラスを35万台販売しており、2025年までに年産規模を200万台に拡大する方針だという。
XREALは、米ラスベガスで開かれたテクノロジー見本市「CES 2024」(1月9〜12日)で、最新機種「XREAL Air 2 Ultra」を発表した。同ARグラスは、デュアル3D環境センサーを搭載し、前後上下左右の動きを検知する6DoFを実現している。価格は699ドル(約10万円)。米アップルのゴーグル型MR(複合現実)端末「Vision Pro」よりも手頃な価格の空間コンピューティング・プラットフォームという位置付けで注目を集め、「BEST OF CES 2024」を受賞した。
米調査会社IDCの予測値によると、22年の世界のARおよびVR(仮想現実)の市場規模は138億ドル(約2兆円)に達し、26年までの年平均成長率(CAGR)は32.3%に達する見通しだという。
XREALは23年7〜9月期、世界のARグラス市場で51%のシェアを占めた。
*2024年1月31日のレート(1ドル=約147円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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