中国・シンガポール、2月9日からビザ相互免除 春節直前に観光客の呼び込み加速

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

中国・シンガポール、2月9日からビザ相互免除 春節直前に観光客の呼び込み加速

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国とシンガポール両政府の代表者は1月25日、入国から30日以内の短期滞在ビザを相互に免除する協定に調印した。春節(旧正月)の大晦日にあたる2月9日に発効する。

協定発効後、両国の一般旅券所持者はノービザで相手国に入国し、最大30日間にわたって観光や親族訪問、ビジネスなどの私的な活動ができるようになる。

マレーシアとタイはすでに、中国人観光客のビザを免除している。これにシンガポールが加わり、中国人観光客は「東南アジア旅行のゴールデンルート」とされるシンガポール・マレーシア・タイの3カ国をノービザで訪れることが可能になった。

このニュースの発表から10分後、中国旅行予約サイト大手「携程旅行集団(トリップドットコムグループ)」の国内向けサイトでは、シンガポール関連の旅行商品の人気度が30%以上増加した。また、シンガポール向けサイトでも中国関連のキーワードの検索数が20%以上増加するなど、シンガポールでも中国旅行に対する熱意が急激に高まっている。

中国がビザの相互免除を実現している国は、東南アジア3カ国のほか、モルディブやカザフスタン、アラブ首長国連邦(UAE)など22カ国となる。

中国人旅行者はタイ観光産業の救世主、副首相出迎え「国賓級もてなし」も

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録