「記憶科学」でLLMは人間に近づく。AIカスタマサービス「紅熊AI」が資金調達、評価額170億円に

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次世代型人工知能(AI)カスタマサービスを手掛ける中国の「紅熊AI(Redbear AI)」を運営する「上海算模算様科技」がこのほど、プレシリーズAの追加ラウンドで8000万元(約18億円)を調達した。今回の資金調達は、エンジェル投資家の陳泳潮氏と華禹創投(HuaYu Venture Capital)が主導し、格睿豊投資(Gruifeng Investment)なども参加した。これにより、現在の評価額は7億5000万元(約170億円)に達している。

2024年4月に設立された紅熊AIは、AIエージェントプラットフォームや次世代AIカスタマーサービスプラットフォームなどの主力プロダクトをリリースしている。そのコア技術は人間の認知を模倣する「記憶科学」にあり、現在の大規模言語モデル(LLM)が抱えるコンテキストウィンドウの制限、対話の一貫性の断絶、および知識応用の機械化などのような課題の解決を目指している。

また、同社のプロダクトには感情認識エンジンも統合されており、ユーザーの感情の転換点を捉えることで、AIサービスを受動的な応答から、人間のような柔軟な「意思決定」を伴う接客へと進化を遂げている。

紅熊AIは2025年12月、自社開発した記憶科学のコア技術「記憶熊(MemoryBear)」をオープンソース化した。今後はテキスト、画像、動画データ間の深い論理的連動を実現するクロスモーダルな記憶関連技術をリリースする予定だという。

*1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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