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中国の電気自動車(EV)メーカー「蔚来汽車(NIO)」はこのほど、2025年通期および10~12月期決算を発表した。同社は設立11年目にして初めて四半期ベースで黒字を達成した。しかし研究開発費や市場投資の拡大により、通年ではなお赤字が続いている。
25年通年の売上高は前年比33%増の約874億8800万元(約2兆円)だった。その大部分は依然として自動車販売によるもので、販売台数は同46.9%増の32万6028台に達した。NIOのほか、ファミリー向けのセカンドブランド「楽道(ONVO)」、サードブランドの小型車「蛍火虫(firefly)」を展開したことで、10~12月期の納車台数は過去最高の12万台超を記録した。
巨額の研究開発費や市場投資を背景に、通年の純損失は149億4300万元(約3400億円)となったが、損失幅は24年より縮小した。10~12月期の売上高は前年同期比75.9%増の346億5000万元(約8000億円)で、初めて四半期黒字を達成、営業利益は12億5000万元(約290億円)に達した。車両粗利率は18.1%に上昇し、スケールメリットや自社開発チップによるコスト抑制の効果が表れている。
また、NIOの代名詞とも言える「バッテリー・アズ・ア・サービス(BaaS)」による電池交換モデルや交換ネットワークの整備も販売を支えている。25年末時点でバッテリー交換ステーション3737カ所、充電ステーション4877カ所に達した。
*1元=約23円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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