アップル、供給網の「中国依存」鮮明に  80社が支える製造の中核は盤石

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

アップル、供給網の「中国依存」鮮明に  80社が支える製造の中核は盤石

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

北京で3月22日から23日にかけて開催された「中国発展高層論壇2026年年会」に、米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が海外側の主席として出席した。クック氏は席上、中国市場およびサプライチェーンがアップルにとってきわめて重要であることを強調し、「中国は依然として、私たちのグローバル・サプライチェーンの最重要拠点だ。主要サプライヤー上位100社のうち、80社が中国にある」と述べた。

アップル、中国で「アップル税」を30%→25%へ ミニアプリ経済圏に対抗

中国一国への依存リスクを分散するため、アップルは近年、サプライチェーンの多元化を進めている。これに伴い、「富士康科技集団(フォックスコン)」や「和碩聯合科技(ペガトロン)」など電子機器受託製造サービス(EMS)企業は、ベトナムやインドで新たな生産拠点の整備を加速させている。インドでのiPhone生産比率は徐々に上昇し、ベトナムではイヤーポッズやスマートウォッチなど、より多角的な製品の生産を担うようになっている。

しかし、主要部品の供給については依然として中国に依存しており、組み立て工程を段階的に分散させるという戦略をとっている。このため、アップルのサプライチェーンにおける中国の中心的な地位は、短期的には揺るぎないものといえる。

米調査会社IDCによると、アップルの2025年における中国市場での出荷台数は4620万台となり、シェア16.2%で2位につけた。一方、ファーウェイ(華為技術)はシェア16.4%を記録し、首位に返り咲いている。

ファーウェイは戻ったが、時代は変わった。2025年中国スマホ市場が拮抗状態に

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

次の一手をひらくヒントがここに。

会員限定ニュース&レポートをお届け。