eバイクの次は外骨格⋯中国「URTOPIA」が48億円調達、エンボディドAIへ事業拡大
中国発のスマート電動アシスト自転車(eバイク)ブランド「URTOPIA(ユートピア)」はこのほど、シリーズBで総額2億元(約48億円)超を調達した。ベンチャーキャピタルファーム「Brizan Ventures」と桐郷市政府産業基金が共同で出資を主導した。
2021年設立のURTOPIAは、人工知能(AI)やIoTを融合したスマート電動アシスト自転車を開発・販売する。ソフトウエアとハードウエアを統合した製品設計能力に加え、中国のサプライチェーンを生かした開発能力・大規模な量産能力を主要な競争力としている。
欧州市場を主戦場としてきたが、現在は北米へ軸足を移し、事業を急拡大しているという。オンライン販売に加え、実店舗網の整備も進めており、25年には北米の老舗ブランド「Pedego(ペデゴ) 」の関連資産を取得。実店舗での顧客体験や現地サービス体制の不足を迅速に補い、現地での販売拡大をさらに後押ししている。
URTOPIAは今回の資金調達後、コア技術の研究開発、海外市場の開拓、サプライチェーンの構築、組織体制の整備への投資を引き続き拡大する。あわせて、同社はスマート電動アシスト自転車ブランドから、アウトドア向けエンボディドAI(身体性を持つAI)や人機協調(人と機械の協調)型スマート運動技術を中核とする企業への発展を進め、戦略の重点を「アウトドア向けエンボディドAI運動プラットフォーム」へと引き上げる方針だ。
これにより人・車・環境を結ぶデータの閉ループを構築し、事業領域を自転車ハードウェアの販売にとどまらず、アウトドア向けの能動的健康管理やスマート運動サービスへと拡大する。
今後はeバイクに加え、機械式外骨格などのハードテック製品も投入する計画だという。
*1元=約24円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)