DeepSeek、売上高の年換算額10億ドルに倍増 API収入が急拡大

中国の人工知能(AI)企業「DeepSeek(ディープシーク)」の年換算売上高は10億ドル(約1600億円)に達しており、数カ月前の5億ドル未満から2倍以上に増加した。創業者で最高経営責任者(CEO)の梁文鋒氏が投資家との会合で明らかにしたと、米テックメディアのThe Informationが関係者の話として報じた。

年換算額は現在の売上ペースを1年に換算した数値で、実際に10億ドルを売り上げたことを示すものではない。報道によると、同社の売上高のほぼすべては大規模モデルAPIの呼び出し需要の増加によるもので、一般ユーザー向けのチャットアプリは依然として無料で提供され、広告収入もない。

DeepSeekは最近、APIの価格を引き上げ、各モデルの呼び出し料金を従来の2.3倍から4.5倍に引き上げた。梁氏は、今回の値上げによる顧客の流出はなく、市場の需要は依然として堅調であると述べた。もっとも、同社のモデル価格は、主流の大型モデルの中ではなおも比較的低い水準にとどまっているという。

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一方、DeepSeekは現在2度目の外部資金調達を進めており、10月末までに完了させる計画だ。調達目標額は500億元(1兆2000億円)、想定する評価額は5000億元としている。経営陣は、調達資金をAIの基礎研究、モデル開発、および計算力(コンピューティングパワー)インフラの構築に優先的に充てるとしている。

上海証券取引所の科創板への上場も視野に入れ、中信証券と準備を進めていると報じられている。9月には、高瓴創投(GL Ventures)の元パートナー、厳文韜氏がFeepSeek初代の最高財務責任者(CFO)に就任したという。

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*1ドル=約157円、1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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