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3-12歳の子供を対象としたオンライン数学的思考教育プラットフォーム「火花思維(Spark Education)」がショート動画大手の「快手(Kuaishou、海外では「Kwai」)」から3000万ドル(約32億円)の出資を受けた。火花思維は数学的思考を切り口として教育分野に参入し、現在はこの分野における少人数レッスンのトップブランドになっている。 今年の初め以降、新型コロナウイルス流行の影響も加わり堅調な伸びを見せ、3月のキャッシュフロー収入は1億5000万元(約22億8000万円)となり、急速に増加した。
以前、快手はAI活用オンライン教育サービスを提供する「精準学(Jingzhunxue)」に5000万元(約7億6000万円)を出資しており、快手にとって教育分野への投資はこれで2度目となる。競合するバイトダンス(字節跳動)も教育分野で頻繁にアクションを起こしており、ある業界関係者は、「両社がすでに全面競争の段階に入っているが、バイトダンスは自社での製品開発に、快手は提携に向かう傾向がある」という。
火花思維は現在新たな資金調達に乗り出しており、1億元(約15億円)から1億5000万元(約22億8000万円)を調達目標としている。
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