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ディスプレイの製造装置を研究開発する「雲英谷科技(Yunyinggu)」がシリーズCとC+で合わせて2億元(約30億円)以上を調達した。リード・インベスターは「啓明創投(Qiming Venture Partners)」で、コ・インベスターはシャオミ(小米)、クアルコム、「中航基金(China Aviation Fund)」、「北極光創投(Northern Light Venture Capital)」など。雲英谷は2011年に設立され、ディスプレイドライバチップと回路基板の研究開発を主な業務とする技術会社。主な製品はタイミング制御チップ、AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ドライバチップ、シリコン製OLEDなどがある。
雲英谷の広報資料によると、同社は60以上のコア特許技術を持ち、うち8割はPCT(特許協力条約)に基づく国際的な特許である。AMOLEDドライバチップやシリコン製マイクロディスプレイチップはすでに中国国内の主要なディスプレイメーカーに供給されているほか、多くの国内一流スマートフォンブランドとも提携しており、AMOLEDドライバチップを活用する分野においては今後国内供給が主流になるかもしれない。
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