中印対立でも対策あり?インドでOPPO系列の新型TVがわずか1分で完売

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中国スマホ大手OPPO傘下の「一加(OnePlus)」が、Android TVを搭載した新型スマートテレビの「Uシリーズ」と「Yシリーズ」をインドで発売した。今回発売されたのは55インチの4Kモデル、43インチのフルHDモデル、32インチの高解像度モデル。全てにコンテンツ推奨機能を持つインターフェース「OxygenPlay」を搭載し、Android TV Pieシステムに対応している。 これらの新製品はなんと発売から1分で売り切れとなり、一加は次回の販売に向けて準備を進めているという。最近のインドで高まる反中感情への対策として、一加のインド事業で副総裁職と最高戦略責任者を兼任するNavnit Nakra氏は同社のテレビシリーズについて、スマホ製品「OnePlus 8」と同様に全て「メイド・イン・インディア」であることを強調した。

インドのテレビ市場は急激に成長している。2019年にシャオミ、TCL、VUなどの勢力が規模を拡大し、LG、ソニーなどはシェアを落とした。中でもシャオミは同国のスマートテレビ市場で27%のシェアを占め、前年から3%シェアを拡大した。シャオミのこの実績は、中国メーカーがインドの携帯電話市場でシェアを占有できた前例に倣い、テレビ市場でのシェア拡大も狙えることを示している。

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