半導体設計ツール開発「X-EPIC」が約16億円を調達 米国の独壇場に風穴を

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集積回路や電子機器などの設計作業の自動化を支援するソフトウェアであるEDA(回路自動設計)ツールやシステムを開発する「芯華章科技(X-EPIC)」が、プレシリーズAで約1億元(約16億円)を調達した。リード・インベスターは「雲暉資本(V FUND)」、コ・インベスターは「大数長青」と「真格基金(ZhenFund)」。

現在、中国のEDA市場は「シノプシス(Synopsys)」,「ケイデンス(Cadence)」、「メンター・グラフィックス(Mentor Graphics)」といった米国の大手企業3社でシェア9割という寡占状態になっている。

芯華章科技の創業者・王礼賓氏によると、資金は研究開発力のグローバル展開や、最先端技術との融合によるブレイクスルー加速に充てるという。半導体の設計に必要なEDA検証製品やシステムの研究開発により中国EDA業界におけるツールチェーンを充実させ、集積回路の設計の効率を革新的に高めていく。

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