フォックスコンと吉利が合弁会社を設立 自動車・モビリティ企業向けに受託製造

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1月13日、自動車大手「浙江吉利控股集団(Zhejiang Geely Group Holdings)」と電子機器受託製造大手「フォックスコン(Foxconn Technology Group、富士康科技集団)」が戦略的パートナーシップ協定を締結した。両社は折半出資で合弁会社を設立し、世界の自動車関連企業やモビリティ企業向けに受託製造およびコンサルティングサービスを提供する。

対象は完成車や部品、インテリジェント制御システム、自動車エコシステム、および電気自動車(EV)の産業チェーン全体の全プロセスなど。新合弁会社の取締役会はフォックスコンから3名、吉利から2名の計5名で構成され、董事長はフォックスコン側から選出される。

フォックスコンの親会社である台湾の大手電子機器メーカー「鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry)」の劉揚偉董事長は、テスラ(Tesla)がEV界のiPhoneならば、フォックスコンはAndroidを目指すと表明した。

フォックスコンは吉利とパートナーシップを締結する以前も、複数の自動車メーカーと戦略的パートナーシップの締結や、合弁企業の設立を行ってきた。今年1月4日には、中国新興EVメーカー「バイトン(BYTON、拜騰)」、フォックスコン、南京経済技術開発区の3者が戦略的パートナーシップに関する枠組協定を締結し、バイトン初の新エネルギー車量産計画を共同で推進することが明らかにされた。

中国EV「バイトン」、フォックスコンと提携 新興自動車競争で生き残りを目指す

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