ハーバードの博士らが設立、スマート手術ロボット開発企業が約96億円調達

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インテリジェント手術システムの開発を手掛ける「精鋒医療(Edge Medical Robotics)」がシリーズBで約6億元(約96億円)を調達した。リード・インベスターは「済峰資本(Lyfe Capital)」と微細手術医療器械メーカーの「康基医療(Kangji Medical)」、コ・インベスターはの既存株主の「三正健康投資(3H Health Investment)」や「国策投資(Panorama Capital)」など。

米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学で学んだ2人の博士により、2017年に設立された精鋒医療は、単孔手術ロボットと多孔手術ロボットの技術を併せ持つ中国で唯一の、そして世界で2社目の企業だ。

同社は、現時点で最も広範囲に応用可能な多孔腹腔鏡手術ロボットシステム、外科手術発展の方向性を示す単孔腹腔鏡手術ロボットシステム、超高精細立体内視鏡というロボット技術を中心に据えた、3つの主要パイプラインを擁している。

手術ロボットに関係する構造設計、システム制御、運動アルゴリズム、AIアルゴリズムなど多くのコア技術を中心として、精鋒医療はこれまでに中国及び海外で、累計300余りの特許を申請している。

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