北京ゲノム研究所は「炎上騒ぎ」の責任を否定、株価を挽回できるのか?
更新
数々のスキャンダルが続々と報じられ、BGIゲノミクス(別名:BGI / 華大基因)はここ数ヶ月ずっと炎上している。メディアやユーザからの非難の声だけでなく、株価も下落しつづけ、現在の市場価値は三百億以下だ。
8月1日、BGIゲノミクスは記者会見を開き、問題について回答した。BGIゲノミクスは一連の問題を否定し、これらの事件の責任を負わないとした。
BGIゲノミクスは上場一周年を迎えた。しかし虎嗅の報道した記事「BGIゲノミクスの癌」がこの喜ばしい記念日に水を差した。記事にはBGIゲノミクスの非侵襲DNA検査における大きな落とし穴、非侵襲性DNAの検出漏れにより、多くのダウン症の子供が誕生した事について書かれており、世間の注目を集めた。当時のBGIゲノミクスは400億の市場価値があった。
このニュースの経過はBGIゲノミクスの中核事業に関連する。2017年年次報告によれば、生育健康関連製品はBGIゲノミクスの売上の54%を占めており、粗利は企業最高の67.7%だ。
BGIゲノミクスはこれについて、非侵襲性DNA検査の正確性は99%以上だと回答した。公式データによれば、発生率の活産率低下への影響は明らかだ。
虎嗅の報じた湖南省の妊婦の不運について、BGIゲノミクスは「検査漏れ」の存在をかたくなに否認しており、そして「我々にはは完璧なエビデンスがあり、病院の医師が臍帯血検査を勧めた事も証明できる。妊婦本人が種々の原因により選択しなかった、もしかしたら恐怖、もしかしたら他の原因によるが、最終的にこのような状況になった。」と述べた。
さらにBGIゲノミクスは検査は合格しており、妊婦に賠償する考えは無いとした。しかしBGIゲノミクス、医療機関、政府は妊婦に対して安心させる措置を取るだろう。
BGIゲノミクスは記者会見で「検査漏れ」の存在について否定したが、公式ホームページ「BGIゲノミクスから妊婦さんへの手紙」の中で、非侵襲性DNA検査は「依然として一定の技術的限界と適用範囲があり、検査漏れの確率も存在する。」と記載している。
BGIゲノミクスが、この件においてどれほど責任があるかについては、様々な意見がある。しかし、非侵襲性DNA検査によりダウン症の子供が誕生した事から、BGIゲノミクスが責任を完全に免れることは難しいだろう。
この事件の前にも、BGIゲノミクスは炎上騒ぎに陥った。6月南京昌健のGMでBGIゲノミクスの元提携パートナー王徳明がBGIゲノミクスの四箇所の囲い込みについて実名告発した。
この件について、BGIゲノミクスはいまだ法律手続き中だと述べ、現在南京で不当競争反対の起訴を展開している。同時にBGIゲノミクスは南京昌健及び王徳明本人にBGIゲノミクスの評判とリーダー個人に対する非難・信用侵害行為があったとして、訴訟を起こしている。
BGIゲノミクスはまた、王徳明及び南京昌健が保有する国家ゲノミクス南京センターの公印について、南京市公安局玄武支局がすでに公印及びその他財務状況について取消手続を進めていると話した。
大衆の不安を解消するため、BGIゲノミクスは公式ホームページで「BGIゲノミクスから妊婦さんへの手紙」を発表し、非侵襲性DNA検査に関する危険性について注意を喚起した。それと同時にBGIゲノミクスは株価安定のため、経営陣・株主が増資計画を発表する、累計金額は1.9億人民元ほど述べている。
去年11月の時点でBGIゲノミクスは一千億円の市場価値までに達したが、その後株価は下落し続け、現在市場価値は283億人民元、ピーク時の4分の1より少し多いだけだ。
原因を突き詰めると、資本市場が評価価格を高目だと感じた以外に、BGIゲノミクスのたくさんの醜聞が市場価値の低下に影響した。将来、BGIゲノミクスがただ高級管理職に増資させるだけで製品とサービスに相応の調整を行わないなら、市場の信頼を回復できるとは言えない。