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3月4日、MR(複合現実)グラスなどを開発する「Nreal」が、シリーズB2で資金を調達した。出資者は「中金資本(CICC Capital)」。Nrealは、昨年9月にシリーズB1で4000万ドル(当時約42億円)を調達している。この時のリード・インベスターはショート動画大手の「快手科技(Kwai Technology)」、コ・インベスターは「セコイア・キャピタル・チャイナ」「高瓴資本(Hillhouse Capital)」など。
Nrealは2017年に北京で設立され、これまでに「順為資本(Shunwei Capital)」や「愛奇芸(iQIYI)」などから出資を受けてきた。2020年には、「KDDI株式会社」や韓国LGグループ傘下の通信キャリア「LG U+(LGユープラス)」と共同でARグラス「Nreal Light」を発売し、海外進出を果たした。
また2021年3月初めには、「ボーダフォン(Vodafone)」と手を組み欧州市場にも進出した。まずはドイツでNreal Lightを販売する。一般消費者向けMRグラスの発売は、欧州では同社が初となる。Nrealは引き続き海外進出を推し進め、第2四半期には米国市場に参入し、現地の大手キャリアと協力して「5G + MR」市場を開拓していくという。
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