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ニューヨーク証券取引所への上場を果たして1年目のオンライン不動産取引プラットフォーム「貝殻找房(KE Holdings)」が、輝かしい業績を発表した。
米国東部時間3月15日の市場取引終了後、貝殻找房(ティッカーコード:BEKE)は2020年第4四半期および通期の決算(未監査)を発表した。それによると、同社プラットフォームの総取引額(GTV)は、第4四半期は1兆1200億元(約18兆8000億円)に達し、通期では3兆5000億元(約58兆6000億円)を突破して過去最高を記録した。
売上高は、2020年第4四半期が前年同期比57.6%増の227億元(約3800億円)、通期では前年比53.2%増の705億元(約1兆1800億円)。同四半期の純利益は10億9600万元(約184億円)、調整後の純利益は20億100万元(約335億円)に達した。注目すべきは、2020年通期の純利益が27億7800万元(約465億円)と、初めてGAAP(米国会計基準)ベースで通期の黒字を達成したうえ、調整後の純利益については前年から245.4%も増加して57億2000万元(約958億円)に達したことだ。また、2020年第4四半期におけるモバイルMAU(月間アクティブユーザー数)は、前年同期比88%増の4818万に達した。
この決算内容を受け、翌3月16日の米国市場で貝殻找房の株価は一時21.8%も上昇。終値は65ドル30セント(約7120円)をつけ、同社の時価総額は約769億ドル(約8兆3000億円)となった。
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