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火鍋チェーン大手の「海底撈(HaiDiLao Hot pot)」(香港証券コード:06862)が3月23日、2020年12月31日までの2020年通期決算(未監査)を発表した。
報告書によると、2020年、海底撈の売上高は前年比7.8%増の286億1400万元(約4770億円)。そのうち、実店舗の店内飲食による売上高が274億3400万元(約4570億円)と、全体の95.9%を占めた。損益に関しては、通期の純利益が3億900万元(約51億円)。20年上期には新型コロナウイルス流行の影響で9億6500万元(約160億円)の損失を計上していたが、通期では黒字を達成した。
2020年、海底撈はレストラン運営にあたって新技術の導入を推進し、既存店舗の改装や新店舗オープンにより50店舗以上をスマートレストランとした。これらの店舗では自動で具材をピックアップするロボットや厨房から直接料理を配膳するロボット、火鍋スープの味を自由にカスタマイズできる設備など、新技術を盛り込んだ機械の導入がより一層進められている。
店舗数に関しては、海底撈は2020年中に544店舗をオープンし、14店舗を閉店。世界で展開する店舗数は2019年12月31日時点の768店から、2020年12月31日時点には1298店へと数を増やしている。
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