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新興スペシャルティコーヒーブランドの「三頓半(Saturnbird Coffee)」が、新たに数億元(数十億円)を調達した。リード・インベスターは「中信産業基金(CITIC Private Equity Funds Management;CPE)」、コ・インベスターは「IDG」、「紀源資本(GGVキャピタル)」、「内向基金(Insight Fund)」、財務アドバイザーは引き続き「穆棉資本(MM Capital)」が務める。資金調達後、三頓半の評価額は45億元(約772億円)に達した。.
2015年創業の三頓半は、ECを通じて急成長を遂げた。2018年5月に発売された、フリーズドライ製法によるスペシャルティインスタントコーヒーは、一つ一つがミニカップ型容器にパッケージされ、人々に知られるようになっていった。今年のアリババ系ECモール「天猫(Tmall)」によるセールイベント「618セール」では、三頓半の1日の最高売上高は4000万元(約6億8600万円)に、セール期間の売上高合計は1億元(約17億円)に迫り、昨年に引き続き、天猫のコーヒー部門およびその上位カテゴリーであるインスタント飲料部門で売上トップに輝いた。
三頓半はオフラインチャネルへの参入も予定している。今年8月には上海市徐匯区の安福路に初となるオフラインのコンセプトストアをオープンする計画で、将来的には、オンライン / オフラインによる会員増強システムの連携を図っていくとしている。
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