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中国IT大手アリババグループの女性社員が、出張先のホテルで上司と取引先に性暴力を受けたと訴えている事件で、済南市(山東省)の警察は8月25日、取引先の男性を強制わいせつ容疑で逮捕し、上司についても逮捕を審査していると発表した。
警察の調べによると、アリババの女性社員や上司は7月下旬、取引先と提携契約を結ぶために済南市に出張した。取引先との宴席で酩酊した女性はホテルの客室に戻ったが、男性上司がフロントでスペアキーを作って客室に入り、わいせつ行為を行った。翌日には取引先の男性も女性の部屋を訪れ、わいせつな行為をしたという。
女性社員は部署の責任者に訴えたが対応してもらえなかったと主張しており、アリババは8月9日、男性上司を「永久追放」し、問題に適切に対処しなかった責任者らが辞任したと発表した。取引先でスーパーチェーンの済南華聯超市も、関与した社員を免職処分にしている。
(文・浦上早苗)
編集部注:事実関係を一部修正しました(2021年8月25日18時)
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