新興EV「理想汽車」21年4~6月期決算 予測を上回る売上高、損失も縮小

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

短信

新興EV「理想汽車」21年4~6月期決算 予測を上回る売上高、損失も縮小

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

8月30日、中国新興電気自動車(EV)メーカーの「理想汽車(Li Auto)」が2021年第2四半期(4~6月)の財務報告書を発表した。

報告書によると、21年第2四半期、同社の売上高は前期比40.9%増の50億4000万元(約859億円)となり、市場予測の50億1200万元(約854億円)を上回った。純損失は2億3550万元(約40億1000万円)を計上し、2021年第1四半期の3億6000万元(約61億3000万円)から34.6%減少した。

粗利益は9億5280万元(約162億円)となり、第1四半期の6億1670万元(約105億円)から54.5%増加し、粗利益率は第1四半期の17.3%を上回る18.9%となった。

販売の状況を見ると、同社のクロスオーバーSUV型スマートEV「理想ONE(Li ONE)」の納車台数は前年同期比166.1%増の1万7575台、車両販売の粗利益率は第1四半期の16.9%を上回る18.7%となった。

最新データによると、同社は今年7月、理想ONEを前年同月比251.3%増の8589台納車したとのこと。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録