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AMR(自律走行搬送ロボット)を開発する中国スタートアップ企業「姜歌機器人(Django Robotics)」が、シリーズAで数千万元(数億円)を調達した。リード・インベスターは「国宏嘉信(China Prosperity Capital)」。姜歌機器人はここ6カ月の間に、2度の資金調達を行っている。
2019年末に設立された姜歌機器人は、本社を深圳に、研究開発センターを上海に置く。同社のロボットソリューションは、化粧品、靴、衣料品、医薬品などの物流倉庫で活用されており、短時間かつ低コストで改善策を提供する。
AMR1台あたりの価格は、AGV(無人配送台車)よりも割高で、おおむね10万~20万元(約177万~355万円)程度だ。中国で知名度の高いAMRメーカーとして、「ForwardX(霊動科技)」「シリウス(炬星科技)」のほか、AGVからAMR市場に参入した「ギークプラス(Geek+、極智嘉科技)」「ドラボット(藍胖子機器智能、Dorabot)」などがある。
姜歌機器人のビジネスモデルは、中国国内向けではリース形式、海外市場へは販売がメインだ。 同社の呉月忠CEOによれば、最大の輸出国は日本だという。
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