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【新華社北京11月15日】英石油大手BPが、中国で電気自動車(EV)のバッテリー交換サービス事業を手掛ける奥動新能源汽車科技(Aulton、オウルトン)の子会社「広州奥動新能源科技」に資本参加することが分かった。
BPとオウルトンが8日に株式取得契約を結んだ。BPが広州奥動新能源科技の株式を取得し、株主となる。出資比率や取得額などは明らかになっていない。手続き完了後、広州奥動新能源科技は両社の合弁会社となり、広州市内でタクシーや配車サービス用車両、一般向け乗用車にバッテリー交換サービスを提供する。
オウルトンは中国の主要自動車メーカー14社と共同で、バッテリー交換式のEVを開発している。オウルトンの技術を採用したモデルは同社が運営する交換ステーションで迅速にバッテリーの交換ができる。
中国政府はバッテリー交換技術を積極的に推進する方針を示している。工業・情報化部と国家能源(エネルギー)局はこのほど「新エネルギー車(NEV)バッテリー交換モデルの応用試行事業に関する通知」を共同で発表し、試行都市に指定した11都市でバッテリー交換式の車両を10万台以上、交換ステーションを千カ所以上普及させることを目標に掲げた。
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