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中国IT大手のテンセント(騰訊)とサウジアラビア政府観光局は、このほど正式にパートナーシップ協定を締結した。双方はマーケティング、プロモーション、観光DX(デジタルトランスフォーメーション)、越境ECなどを一体化した国際観光ベンチマークプロジェクトを共同で推進する。
具体的には、テンセント傘下のクラウドサービス「テンセントクラウド(騰訊雲)」とリテール支援ソリューション「テンセント・スマートリテール(Tencent Smart Retail)」を活用する。これらのサービスのインフラおよびスマートソリューションを用いて、同国におけるデジタルマーケティングとオンライン展示館プロジェクトの統合ならびにオフラインでの没入型体験展示館の構築を支援する。
テンセントはさらに、観光局に対して、クラウドサービスおよびビッグデータ技術をベースとする統一データ資産プラットフォームの構築を支援する。リアルタイムでのモニタリング分析および正確な意思決定を行うための基盤を提供し、観光マーケティングシステムの構築と、「微信(WeChat)」公式アカウント等にトラフィックを呼び込んで運営する私域流量(プライベート・トラフィック)型サービスシステムの確立をサポートしていく。
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