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商業用ロボットメーカーの「景吾智能(Jingwu AI)」が、シリーズAで約1000万元(約1億7962万円)を調達した。出資者は、三井住友銀行も出資する「SOSV-SCGC China Fund(深創投索斯福基金)」。
2019年に設立された景吾智能は、主にホテルロボット分野に注力しており、クライアントにコスト削減と収益向上をもたらすロボット製品およびシステムソリューションを提供する。現在、すでにホテル向けの配送ロボットと清掃ロボットの2種類に新製品を加えたラインナップを揃えている。
同社の配送ロボットは、自動配送やガイドなどの基本的機能を備えているほか、ニューリテール、セキュリティ、覗き見防止対策および温度検出などのカスタムモジュールの搭載が可能だ。1日の平均配送回数は70~80回に達し、成功率は99.8%以上を誇る。
今年8月には、ホテル客室内の浴室、トイレ清掃向けに、マルチセンサー搭載の多機能清掃ロボットを発売した。清掃用のヘラ、タワシおよび雑巾など、目的に応じてロボットアームの固定具を変更できる。このような同社製清掃ロボットを使用することによって、ホテルのピーク時稼働率が大幅に向上するという。
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