極寒地での無人トラックを開発、スマート鉱山ソリューション「慧拓(WAYTOUS)」が約54億円を調達

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極寒地での無人トラックを開発、スマート鉱山ソリューション「慧拓(WAYTOUS)」が約54億円を調達

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鉱山のスマート化、無人化を手掛ける「北京慧拓無限科技(WAYTOUS)」が、シリーズCで約3億元(約54億円)を調達した。業界内の単一ラウンドにおける資金調達としては、過去最高額を記録した。

2021年9月、同社は「国家能源投資集団(China Energy Investment)大雁公司(宝日希勒能源)」および「航天重型工程装備(Aerospace Heavy Industry)」と協力し、世界初となる5G+220トン級極寒地無人トラック編隊運用プロジェクトを開始した。このプロジェクトは、現時点において、極寒地での無人鉱山機械技術にみられる多くの空白を埋めることとなった。 

プロジェクトでは、マイナス42度という極寒の状況下で、220トンの無人採掘車による5両編成で全天候型の連続運転を実現し、運転速度も有人の30km / hを超える業界最高の40km / hに達した。また、無人トラックや掘削機、遠隔操作のブルドーザー、モーターグレーダーなどを組み込み、石炭の露天鉱山向け完全無人化輸送システムも構築した。

慧拓は現在までに、「国家能源集団」や「中国華能集団(CHNG)」、「国家電力投資集団(SPIC)」など、国内トップのエネルギーグループや鉱業企業に、200台以上の無人運転車を納入して総合的なサービスを提供しており、30以上の鉱山で稼働させている。

2021年には、同社の商業受注総額が5億元(約90億円)に達し、リピート率も70%を超え、業界トップクラスの地位を不動のものとした。

(36Kr Japan編集部)

鉱山の無人化ソリューションで業界トップ、中国「慧拓(WAYTOUS)」が約35億円調達

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