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中国の春節(旧正月)の大晦日にあたる2022年1月31日、毎年恒例の特別番組「春節聯歓晩会」が放送された。番組中に行われた紅包(お年玉)イベントの独占パートナーは「京東集団(JD.com)」が務め、総額15億元(約270億円)分の紅包とプレゼントを用意した。視聴者は、京東のアプリを開いてスマホを振るだけでイベントに参加できた。京東が同イベントの独占パートナーを務めたのは今回が初めて。
番組放送中、紅包イベントには全世界の中国人が参加し、参加回数は延べ691億回に上った。この膨大なトラフィックに対応するため、京東は8つのプロジェクトチームを立ち上げた。京東零售集団(JD Retail)を中心に、物流や技術関連の子会社もサポートに加わった。中でも「京東雲(JD Cloud)」のハイブリッドマルチクラウドOS「雲艦(JDOS)」は、コンピューティング資源を増やさせない中でも、ユーザーが安全で安定的かつ迅速に紅包イベントに参加できるようサポートした。雲艦は全国70ヶ所以上のデータセンターをベースに、300万個近くのコンテナと1000万コア以上のコンピューティング資源を用い、秒単位のスピードでリソースをディスパッチできるという。
(36Kr Japan編集部)
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