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中国の新興EVメーカー「零跑汽車(Leap Motor)」(正式名称「浙江零跑科技」)が3月17日、香港証券取引所に新規株式公開(IPO)を申請した。
零跑汽車は2015年7月に設立された。最高経営責任者(CEO)の朱江明氏は、セキュリティ大手「浙江大華技術(ダーファ・テクノロジー)」創業者の1人でもある。同社はこれまでに、大華技術のほか「中金資本(CICC Capital)」や「セコイア・キャピタル・チャイナ(紅杉資本中国基金)」、「上海電気(Shanghai Electric)」などから出資を受けており、その総額は少なくとも約100億元(約1900億円)に上るとされる。
申請書類によると、21年の納車台数は4万3748台、売上高は31億3200万元(約587億円)。うち車両と部品の売上高が30億5800万元(約573億円)だった。営業損失は約28億6800万元(約537億円)を計上している。22年1月の納車台数は前年同期比434%増の8085台に達し、過去最高を記録している。
中国新興EVメーカー「御三家」の「蔚来汽車(NIO)」「小鵬汽車(XPeng Motors)」「理想汽車(Li Auto)」は、いずれも香港での上場を果たしている。
(36Kr Japan編集部)
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