メルセデス・ベンツ、上海に研究開発センターを開設 中国市場に引き続き注力

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高級車大手の独メルセデス・ベンツグループは3月18日、上海市に研究開発センターを開設したと発表した。コネクテッドカーや自動運転、ソフトウエア・ハードウエアの開発およびビッグデータなどの分野に注力する。中国で開設した研究開発センターは北京市に続き2カ所目。

中国における研究開発の責任者、ハンス・ゲオルク・エンゲル氏は「中国の研究開発チームはすでに、コンセプトデザインから車体の構造設計、車両全体を構成するサブシステムと性能の設計までを進める能力を備えている」と述べた。

同社は2009年、独高級車メーカー「御三家」(BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ)の中で最初に中国にデザインセンターを開設。翌10年には、​​ロングホイールベースを採用したEクラスを、中国市場限定モデルとして発表した。これまでに、中国市場専用のロングホイールベースモデルとしてAクラス、Cクラス、Eクラス、SUVのGLC、Vクラスの5車種を発売している。

中国市場における取り組みは、十分な成果を生んでいる。21年の中国での販売台数は75万8800台で、全体の3割を占めた。そのうち、超高級車「マイバッハ」の販売台数は1万1000台で、全体の7割を超えている。

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(36Kr Japan編集部)

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