韓現代自動車、中国との合弁会社が不振 約1000億円を増資

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韓国の現代自動車はこのほど、中国国有自動車大手「北京汽車集団(BAIC Group)」との合弁会社「北京現代汽車(Beijing Hyundai Motor)」が、2020年に62億8000万元(約1200億円)、21年に50億元(約960億円)の損失を計上したと発表した。電気自動車(EV)事業を拡大するため、約1兆ウォン(約1000億円)を追加出資することも明らかにした。負担は北京現代汽車と折半するという。韓国メディア「Business Korea」が伝えた。

北京現代汽車は02年10月、資本金20億3600万ドル(約2400億円)を現代自動車と北京汽車が折半する形で設立された。合弁契約期間は30年。北京現代汽車の経営状況は悪化の一途をたどっている。販売台数は16年に114万台に達したが、その後は急速な減少が続き、21年は38万5000台にとどまった。目標に設定した56万台のわずか55.4%だった。

(36Kr Japan編集部)

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