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【新華社北京4月1日】中国自動車大手・広州汽車集団の合弁会社、広汽本田汽車(広汽ホンダ)は3月29日、新しい電気自動車(EV)ブランド「e:NP極湃)」を発表した。2022年北京国際モーターショーで最初のモデル「e:NP1」を正式に発売する。同社は22年から25年まで、同ブランドの新モデルを毎年1モデル発売する計画だ。
広汽ホンダの関係者によると、同社のEV事業は長期にわたる準備の成果と言える。21年の世界EV販売台数は650万台で、そのうち中国市場の販売台数は320万台を超え、50%近くを占めている。広州ホンダは24年間に及ぶ中国現地生産の経験を生かし、新しいEVブランドを展開する。
販売に当たっては、オンラインとオフラインを合わせた販売モデルを採用する。購入者は広州ホンダのアプリでオプションを選び、手付金を支払うことができる。オフラインではまったく新しい販売アフターサービス店と百貨店・スーパーマーケット店を展開する。
広汽ホンダの新エネルギー車(NEV)新工場も24年をめどに完成・稼働する。第5世代移動通信システム(5G)技術を活用し、スマートな設備やシステムを多数採用、さらに部品在庫や組立現場、物流対応などの生産エンドのスマート化により柔軟な部品製造力を構築し、製品に対するさまざまな需要に速やかに対応する方針だ。
ホンダが発表した21年の中国自動車販売統計によると、中国での最終販売台数は156万台で、うち広汽ホンダが76万8千台、東風本田汽車(東風ホンダ)が79万3千台を占めた。
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