自動運転清掃車のAutowise.ai、約40億円を調達 中国から世界へ

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

スタートアップ注目記事

自動運転清掃車のAutowise.ai、約40億円を調達 中国から世界へ

36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

自動運転清掃車で急成長するスタートアップ「仙途智能(Autowise.ai)」が このほど、シリーズB2で2億元(約40億円)を調達した。出資者は「杉杉創投( Shanshan Venture Capital)」「欧普資本(Opple Capital)」、既存株主の「天奇創投(SkyChee Ventures)」およびAutowise.ai創業者の黄超氏。今回調達した資金は、主に自動運転技術の研究開発、商業化および国内外の市場規模拡大に充てられる。

Autowise.aiは、中国配車サービス最大手「滴滴出行(DiDi Chuxing)」で自動運転事業の責任者を務めた黄氏が2017年8月に設立した。人工知能(AI)および自動運転技術の研究開発と活用をコアビジネスとしている。

2017年から運用されているロボタクシー

同社は17年、上海でロボタクシーの運用を開始し、翌18年には都市衛生分野に自動運転技術を応用し始めた。1~18トンの大小さまざまな車種を組み合わせ、複雑な作業シーンにも対応できる世界初の自動運転清掃車フリートを発表した。19年には、世界初となる無人清掃車の公道走行試験許可証を取得した。

22年には、同社の自動運転清掃車200台以上が、スイスやドイツ、米国、中国の上海市、北京市、広東省広州市、江蘇省南京市など世界20都市以上で運用されるようになり、累計走行距離は100万キロを超えた。

ドイツのデュースブルクで運用されている自動運転清掃車

(36Kr Japan編集部)

36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録