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自動運転清掃車で急成長するスタートアップ「仙途智能(Autowise.ai)」が このほど、シリーズB2で2億元(約40億円)を調達した。出資者は「杉杉創投( Shanshan Venture Capital)」「欧普資本(Opple Capital)」、既存株主の「天奇創投(SkyChee Ventures)」およびAutowise.ai創業者の黄超氏。今回調達した資金は、主に自動運転技術の研究開発、商業化および国内外の市場規模拡大に充てられる。
Autowise.aiは、中国配車サービス最大手「滴滴出行(DiDi Chuxing)」で自動運転事業の責任者を務めた黄氏が2017年8月に設立した。人工知能(AI)および自動運転技術の研究開発と活用をコアビジネスとしている。
同社は17年、上海でロボタクシーの運用を開始し、翌18年には都市衛生分野に自動運転技術を応用し始めた。1~18トンの大小さまざまな車種を組み合わせ、複雑な作業シーンにも対応できる世界初の自動運転清掃車フリートを発表した。19年には、世界初となる無人清掃車の公道走行試験許可証を取得した。
22年には、同社の自動運転清掃車200台以上が、スイスやドイツ、米国、中国の上海市、北京市、広東省広州市、江蘇省南京市など世界20都市以上で運用されるようになり、累計走行距離は100万キロを超えた。
(36Kr Japan編集部)
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