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【新華社北京9月21日】中国上海市経済情報化委員会の呉金城(ご・きんじょう)主任はこのほど、同市政府が開いた記者会見で、上海はこの10年、新段階の科学技術革命と産業変革の好機をつかみ、「デジタル中国」「デジタル経済」の成長戦略を遂行し、デジタル技術を全面的に活用して産業を発展させ、デジタル経済の新たな原動力を喚起したと述べた。同氏によると、上海のロボット密度(従業員1万人当たりのロボット稼働台数)は260台と、世界平均の2倍以上に達する。
まず、産業のデジタル化が加速した。スマート製造と産業のインターネットを軸に、製造業のモデル転換を進め、十大分野の「デジタルシフト1分野1政策」を策定した。スマート工場は60社建設され、「ライトハウス工場」に5カ所が、国家級スマート製造ベンチマーク企業に2社がそれぞれ認定され、スマート製造を実践する優れた空間は200カ所に広がった。また、影響力を備える産業のインターネットプラットフォームは26個となり、全国の企業120万社以上、設備820万台とつながった。そのほか、産業用アプリ3万5千個、データセット150万件、産業用アルゴリズム(計算方法)5500件がつくられ、中小企業20万社がプラットフォームにアクセスし、「第5世代移動通信システム(5G)+人工知能(AI)+産業のインターネット」のイノベーション応用が推進された。
また、デジタルの産業普及が勢いよく進展した。オンラインの「新経済(ニューエコノミー:デジタル技術やIT産業を中心とする経済)」の発展を促進、インターネット関連の大手企業は30社、取引額1千億元(1元=約20円)規模の電子商取引(EC)プラットフォームは7社となった。
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