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【新華社上海1月2日】米電気自動車(EV)大手テスラの中国法人は、昨年11月に上海市で開かれた第5回中国国際輸入博覧会で中国初公開された新車種「モデルSプラッド」「モデルXプラッド」の納車を今年上半期に開始すると発表した。
両車種は輸入博で大きな注目を集めた。うち、高級セダンタイプのモデルSプラッドの航続距離は約637キロで、三つのモーターを搭載した全輪駆動システムにより、容易なトルクベクタリングを実現している。最大出力は1020馬力で、最高時速は332キロ。停止状態から時速100キロまで2.1秒で到達する。
このところのテスラは取材材料に事欠かさない。12月26日には、中国本土で1万基目の超急速充電器「スーパーチャージャー」が上海に設置された。同社は現在、中国本土に1500以上の超急速充電施設「スーパーチャージャーステーション」と1万の「スーパーチャージャー」を擁している。
上海ギガファクトリーでは、昨年11月の納車台数が10万291台となり、月間記録を再度更新した。22年1~11月の納車台数は65万台を超え、21年通年の48万4130台を大きく上回った。(記者/周蕊)
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