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中国版TikTokとして知られるショート(短尺)動画アプリ「抖音(Douyin)」がこのほど、若者向けの趣味・教養系動画共有アプリ「青桃(Qing Tao)」を発表した。
公式発表によると、青桃は抖音の中・長尺バージョンだという。抖音のアカウントで最初にログインすると、「青桃と抖音のデータの共有について」という通知が表示される。青桃は、抖音のクリエーターが中・長尺動画を発表する場として提供されていることが分かる。青桃のインターフェースは現在のところ非常にシンプルで広告表示もないが、動画に「いいね!」やコメントを付けられるほか、お気に入り登録やシェアなどもできる。
抖音は成長を続けている。すでに当初のショート動画専門プラットフォームからはガラッと姿を変え、中・長尺動画や画像と文章を組み合わせたコンテンツ、映画やバラエティ番組、コンサート、短編ドラマなどさまざまな形式のコンテンツを共有できるプラットフォームへと発展している。
抖音は今後、動画コンテンツの制限時間をさらに伸ばす予定だが、今回発表した青桃では試験的に最長30分まで拡大する。さらに今後は、最大64ギガバイト(GB)、4K・120フレームレート(fps)の動画のアップロードや再生をサポートする計画だという。
(36Kr Japan編集部)
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