独アウディ、中国で「ファーウェイ製」自動運転を搭載。高級セダンで電動化加速
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ドイツ自動車大手アウディと中国第一汽車集団が中国吉林省長春市に設立した合弁会社で、純電気自動車(BEV)の生産を行う奥迪一汽新能源汽車は10日、アウディが中国市場に高級純電動セダン「A6L e-tron」を正式に投入すると発表した。中国向けに設計、開発したスポーツ用多目的車(SUV)「Q6L e-tron」も新モデルを発売し、全力で電動化のペースを加速させる。
奥迪一汽新能源汽車はアウディが中国に設けた最初の純電動モデル専用の生産拠点であり、総投資額は300億元(約6900億円)を超える。「A6L e-tron」は「Q6L e-tron」の後継として、同拠点で生産、発売される2番目の戦略モデルとなる。
「A6L e-tron」は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の自動運転システム「乾崑(Qiankun)」を搭載する。航続距離はCLTC(中国独自の乗用車試験走行サイクル基準)ベースで815キロに達し、停止状態から4.3秒で時速100キロに到達する。車体全体に占める熱延鋼板の割合は36.1%、高強度鋼とアルミニウム合金の割合は84.8%に上る。
アウディと中国第一汽車集団の合弁ブランド「一汽アウディ」は、アウディがポルシェと共同開発した電動車用プラットフォーム「PPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)」とアウディ初の内燃エンジン車用プラットフォーム「PPC(プレミアム・プラットフォーム・コンバスション)」を活用し、「ガソリン車・電気自動車(EV)・ハイブリッド車の全面的スマート化」戦略を推進し、あらゆるシーンに対応する質の高いラグジュアリーな移動体験を提供することに注力している。【新華社長春】