中国EVの理想汽車、大規模モデル「Mind GPT」を搭載 よりスマートなコックピット実現へ

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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「理想汽車(Li Auto)」は6月17日に開催したイベント「理想家庭科技日(Li Auto Family Tech Day)」で、40万台目がラインオフしたと発表した。同時に、高電圧充電プラットフォームとスマートコックピットの開発状況を明らかにした。

高電圧充電プラットフォームについては、自社開発した800ボルト(V)対応の充電プラットフォームに5Cレートのセルを搭載することで、将来的には9分半の充電で400キロメートル、22分の充電で600キロメートルまでの航続距離延長を目指すという。

スマートコックピットについては、自社開発した大規模言語モデル「Mind GPT」を車載アシスタント「理想同学」に導入。人間と機械の高度なインタラクションを通じ、より良いスマートコックピットの実現を目標とする。Mind GPTは、1兆3000億トークンのデータセットでトレーニングされた。

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また、23年末には同社初のピュアEVでミニバン型多目的車(MPV)の「理想MEGA」を高級旗艦モデルとして発表し、50万元(約1000万円)以上の価格帯で販売台数トップを狙うという。

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同社は、27年までに20万元(約400万円)以上の乗用車市場でシェア35%を獲得し、30年までにテスラやアップルに匹敵する世界的な人工知能(AI)企業を目指すと宣言している。

*2023年6月22日のレート(1元=約19.9円)で計算しています。 

(36Kr Japan編集部)

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