ファーウェイ、BEVの新ブランド「Luxeed」をまもなく発表 独自「HarmonyOS 4」搭載へ

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中国通信機器大手のファーウェイ(華為技術)が、2022年に発表して話題を呼んだ新エネルギー車(NEV)ブランド「AITO(問界)」に続き、新たなNEVブランド「Luxeed」(暫定的な中国名は「智界」)を打ち出す。

AITOは、中国自動車メーカー「賽力斯集団(SERES)」と共同展開するNEVブランドで、発表直後の22年の販売台数は7万5000台に上り、業界のダークホースとなった。しかし、23年に入ると販売台数は激減し、1~5月の累計販売台数は1万9700台にとどまった。6月以降の販売台数は明らかになっていない。

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誕生したばかりのブランドLuxeedは、中国自動車大手「奇瑞汽車(Chery Automobile)」と共同で展開する。ファーウェイのスマートカーソリューション事業部の余承東・最高経営責任者(CEO)はこのほど自身のSNSで、ファーウェイの最新OS「HarmonyOS 4」を同社のスマートセレクションカー事業初のクーペタイプの純電気自動車(BEV)に搭載したとし、9月までに同車種を正式発表すると明らかにした。フロントグリルにLuxeedと刻んだ車の画像も添付されていた。

ファーウェイは、自動車事業に年間約100億元(約2000億円)を投じ、車載ライトやヘッドアップディスプレイ(HUD)、チップ、アルゴリズム、クラウド、モーター、電子制御、電源管理などを手がけている。また、人・車・家をつなぐスマートコネクション「HUAWEI HiCar Smart Connection」ソリューションの構築も目指している。

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*2023年8月15日のレート(1元=20円)で計算しています。 

(36Kr Japan編集部)

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