中国通信機器大手「ZTE」、1~6月期は増収増益

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中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)がこのほど発表した2023年上半期(1~6月)決算は、売上高が前年同期比1.5%増の607億元(1元=約20円)、純利益が19.9%増の54億7千万元だった。非経常的な損益を除く純利益は31.8%増の49億1千万元、営業キャッシュフローは83.6%増の64億3千万元となった。
 
研究開発費は127億9千万元に上り、売上高の21.1%を占めた。データテクノロジー・情報通信技術(DICT)インフラ製品の充実やソリューション能力の確立は、各事業の競争力を効果的に引き上げた。
 
売上高を事業別にみると、通信キャリア向け事業は5.4%増の408億1千万元だった。ニーズを満たすからニーズを導くへ、市場に追従から市場をけん引するへの転換を図る方針により、無線・有線通信主要製品の世界市場シェアでトップを維持している。
 
政府機関・法人向け事業は12.4%減の58億7千万元。インターネットや金融、電力、交通などの産業に対し、サーバーやメモリ、光伝送、新型データセンター、データセンター向けスイッチ、データベースといった主力製品に依拠して、デジタル経済の発展を支える高い計算力(コンピューティングパワー)インフラを提供。東部地域のデータ処理需要に西部地域のコンピューティング能力で対応する「東数西算」など、国家重点プロジェクトにも積極的に参画している。このほか、第5世代移動通信システム(5G)と企業向けデジタルプラットフォーム「デジタルネビュラ」を組み合わせ、工業、冶金・鉄鋼、交通、鉱山、デジタルシティーなどの分野で連携先を開拓しており、産業パークの建設や5Gフル接続工場などの大規模活用で産業バリューチェーンの向上に寄与している。
 
消費者向け事業は2.6%減の140億2千万元となった。1~6月は、家庭向けの「PON CPE」(パッシブ光ネットワークの顧客構内設備)、セットトップボックス(STB)、モバイルインターネット製品「5G MBB&FWA」(モバイルブロードバンド&固定無線アクセスシステム)の出荷台数は引き続き世界一を維持。世界初の眼鏡のいらない3Dタブレット「nubia Pad 3D」や、通知機能に加え対話型人工知能(AI)「Chat(チャット)GPT」にも対応したスマートグラス「nubia Neo Air」など、個人や家庭、産業向けの新製品を数多く発売した。(新華社北京)

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