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フリマアプリ日本最大手のメルカリは11月1日、アリババグループ傘下のフリマアプリ中国最大手「閑魚(Xianyu)」にオフィシャルショップ「Mercari市集」を開設した。まずはアニメ関連のグッズやアートトイなど10万点近くを提供する。人気の「ポケモンカード」の中でも希少価値の高い「がんばリーリエ」なども出品される。11月11日まで開かれる中国最大の電子商取引(EC)商戦「ダブルイレブン(双11、独身の日セール)」では、半額で購入できる商品も多数あるという。
メルカリの越境販売をサポートするECサービス支援企業「BEENOS(ビーノス)」の中国担当者は、メルカリが閑魚にオフィシャルショップを出店したのは初めてだとし、「まずは比較的知名度の高いアニメやアートトイのブランドから始め、様子を見ながらラインアップを更新し、中国のネットユーザーに喜ばれる商品をより多く出品していく」と述べた。
メルカリは2013年7月にサービスを開始し、22年11月には累計出品数が30億点を突破。年間流通総額は1兆円を上回る。閑魚にオフィシャルショップを開設したことで、越境事業拡大にはずみがつきそうだ。
メルカリは21年、アリババグループと提携して越境販売を開始。閑魚とECモール「淘宝(タオバオ)」で中国の消費者が直接メルカリの商品を購入できるようになった。商品の代理購入や発送などは、ビーノスがサポートする。
(36Kr Japan編集部)
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