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中国自動車大手の吉利汽車(Geely Automobile)傘下で、高級電気自動車(EV)ブランド「極氪(ZEEKR)」を展開する「極氪智能科技(ZEEKR Intelligent Technology)」が11月24日、ニューヨーク証券取引所への上場に向けた目論見書を更新した。これまでの報道によると、ZEEKRは新規株式公開(IPO)で10億ドル(約1480億円)超を調達し、評価額100億ドル(約1兆4800億円)超を目指す計画だという。
更新された目論見書によると、ZEEKRの2023年1~9月の売上高は、前年同期比91.22%増の353億1500万元(約7400億円)となり、22年12月期通期の318億9900万元(約6700億円)を上回ったが、営業損失は前年同期の49億元(約1000億円)から52億3000万元(約1100億円)に拡大した。車両販売の売上高は115.52%増の233億1900万元(約4900億円)だった。
23年1〜10月の納車台数は9万2105台で、設立以来の累計納車台数は17万台余りとなった。また、11月16日にはスウェーデンの首都ストックホルムに初の海外ショールームをオープンするなど、グローバル化のペースを加速している。
*2023年11月30日のレート(1元=約21円 1ドル=約148円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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