スタバ、中国でコーヒーのサプライチェーンを構築

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中国北京市でこのほど、第1回中国国際サプライチェーン(供給網)促進博覧会が開催され、米コーヒーチェーン大手、スターバックスコーヒーのブースでは多くの来場者が産業チェーンや豆などの製品に関心を寄せた。 
 
スターバックスは1999年に中国本土1号店をオープンした。25年近くにわたり経営の蓄積と事業配置を進めて店舗数を拡大、現在中国本土で約6800店を展開する。2012年に雲南省普洱市でアジア初のコーヒー豆栽培者サポートセンターを設立し、農業技術者を農家に派遣して栽培管理の支援を始めた。収穫した高級豆は国内市場に加え、アジアや欧米諸国にも輸出されている。
 
上海市で17年にオープンした中国最大店舗「リザーブ・ロースタリー」では、雲南省産の高級豆を店内工房で焙煎(ばいせん)しており、客は焙煎から包装、抽出までを没入体験できる。今年9月には米国以外の生産施設で最大の戦略投資となる中国コーヒーイノベーションパークを江蘇省昆山市で稼働させた。同社にとって、単一市場で「生豆からコーヒーまで」の大規模な垂直統合を実現した初の施設として、焙煎工場、総合物流センター、体験センターなどを有し、豆の輸入から焙煎、包装、貯蔵、物流までの機能を担う。(新華社北京)

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