猛暑で沈む高級MPV 中国・小鵬EV、3万台超の公式リコールへ
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中国のEVメーカー・小鵬集団(Xpeng)は、高級電動多目的車(MPV)「X9」について、8月28日よりリコールすると発表した。対象は2023年8月8日から2025年8月11日までに製造された車両3万3473台。小鵬にとって初のMPVとなるX9として、発売以来最大規模の公式リコールとなる。
これまでに多くのX9オーナーから、夏の高温下でエアサスペンションが故障し、車体が著しく沈みこむといった状況が報告されていた。小鵬は7月15日に公式に謝罪するとともに特別点検を開始、臨時点検や整備対応策を提示していた。今回、中国国家市場監督管理総局に届け出たことで、正式な大規模リコールを実施する。
同社の発表によると、製造工程のばらつきにより、一部の車両でフロント部分のエアスプリングの気密性が低下することがわかった。高温・多湿の環境で長期間使用すると緩やかな空気漏れが生じ、最悪の場合、車両の操縦安定性に影響を及ぼし、安全上のリスクにつながる恐れがあるという。
小鵬はリコール対象となる車両について、フロントエアスプリング・ストラットアッセンブリを無償で改良品に交換し、安全上の不具合を解消する。すでに改良後の部品に交換済みの車両については、今回改めて交換する必要はないとしている。
(36Kr Japan編集部)