eバイクの中国新鋭「TEZEUS」、エンジェルラウンドで数億円調達

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電動アシスト自転車(eバイク)メーカー「特宙斯(TEZEUS)」が、エンジェルラウンドで数千万元(数億円)を調達した。海益投資(Haiyi Investment)と翰龍知行(Hanlong Zhixing)が出資した。

同社は2022年に設立され、主に欧米市場へ製品を輸出している。同社は直接販売と代理店販売を併用する戦略をとっており、英国、欧州連合(EU)圏内、米国およびカナダ向けの自社サイトを中心にオンライン販売するほか、代理店と専門店を中心にオフラインでの販売も行っている。

TEZEUSのeバイクには、自社開発したミッドドライブモーターとアルゴリズムシステムが採用されている。ミッドドライブモーターは、独ボッシュなど他社製品と同等のパワーを確保しつつ小型化・軽量化を実現。モーターシステムを他社製品よりも20%軽い2.6キロとすることで、eバイク全体の重量を15キロに抑えている。

23年12月に発表したeバイク「TEZEUS C8」は、すでにクラウドファンディングの段階に入っており、24年中に量産が始まる見込みだという。

大手寡占のeバイク動力市場にセンターモーターで挑む 「eバイク界のボッシュ」の先見据える中国企業

(36Kr Japan編集部)

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