約1万点所蔵の「ハローキティ」私設ミュージアム 北京市

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中国北京市通州区宋荘鎮に「ハローキティ」グッズを集めた私設ミュージアム「千猫会」がある。小さく精巧な切手やキーホルダーから1メートル以上ある巨大なぬいぐるみまで、180平方メートルの館内にはハローキティグッズ1万点近くがコレクションされ、訪れる人はかわいらしいキャラクターに一瞬で癒やされる。
 
ミュージアムの館長は、独立系デザイナーで手工芸作家の中国人、藤沢桃(仮名)さん。藤沢さんがコレクションを始めるようになったのは、スタジオジブリの映画「火垂るの墓」だった。「作品の中で深い意味を持つドロップ缶に心を打たれ、ドロップ缶を集め始めた。2006年のある日、コレクションを整理している時に、集めたドロップ缶のほとんどがハローキティに関係していると分かり、本当は自分がハローキティに魅了されていたことに気付いて、コレクションを始めた」という。
 
数あるコレクションの中でも、マグネットは藤沢さんのお気に入りのカテゴリー。館内にマグネット専用の展示室を設け、個数を目立つ場所に掲示して更新している。11日までに収集した数は2479枚。ハローキティが誕生した1975年から現在まで網羅している。この他、ぬいぐるみや文房具、生活雑貨なども分野別に展示している。ビンテージ品には、丁寧に製造年も注記している。
 
コレクションを始めたばかりの頃、藤沢さんは主に北京のセブン-イレブン、イトーヨーカ堂(中国名:伊藤洋華堂)などの日系スーパーでハローキティグッズを購入していた。その後、海外旅行に行くたび、地域限定品を中心に購入するようになった。現在では、ヤフーオークションやメルカリなど日本のフリマサイトも駆使し、貴重なレアアイテムを探している。コレクション購入に費やしてきた金額は約200万元(約4200万円)に上る。
 
多くのハローキティファンに交流と鑑賞の場を提供するため、藤沢さんは20年に「千猫会」を開設。ハローキティから受けた影響について藤沢さんは「キティちゃんはまるで哲学的な導師。口がなく何も言わないのに瞳で語りかけ、最も直接的で効果的な情緒的価値を提供してくれる。キティちゃんから影響を受け、感化され、癒やされている」と感慨深げに話した。藤沢さんにとってハローキティは、単なるキャラクターではなく、精神的なよりどころであり感情を解放する対象でもある。「千猫会を通じて、より多くの人がハローキティを知り、好きになって、ハローキティから癒やしと温もりを感じてもらいたい」と語った。(新華社北京)

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*2024年4月22日のレート(1元=約21円)で計算しています。

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