中国EV大手BYD、日本市場投入の4車種目は「唐」?それとも「海獅」?

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中国新エネルギー車(NEV)最大手の比亜迪(BYD)は、日本市場に投入する4車種目の乗用車として7人乗りの高級SUV(多目的スポーツ車)「唐(Tang)」の発売を予定しており、続いて中型セダン「漢(Han)」とコンパクトセダン「秦(Qin)」の発売も計画しているという。いずれも発売時期は未定。中国の自動車メディア「未来汽車日報」が報じた。

BYDは現在、日本の乗用車市場に「ATTO 3(アット3)」「DOLPHIN(ドルフィン)」「SEAL(シール)」の3車種を投入している。現在のところ、SEALが最も売れ行きが良く、2024年6月25日の発売から90日間で販売台数が500台を超えた。

唐に関しては、25年モデルのピュアEVバージョンが9月に欧州で先行発売された。価格は7万2000ユーロ(約1160万円)となっている。

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日本市場で発売される4車種目が、23年の広州モーターショーで発表した「海獅07(シーライオン07)」になる可能性も指摘されている。中国車研究家の加藤ヒロト氏は9月中旬、国土交通省関東運輸局神奈川運輸支局の敷地内で、自動車メーカーの開発用として出される臨時運行許可(通称:仮ナンバー)を装着したシーライオン07を目撃したと報告。次なる日本導入車種となる可能性が高いとの見方を示した。

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BYDの日本法人「BYD Auto Japan(BYDオートジャパン)」の公式サイトによると、日本国内の正規ディーラーはすでに約60店舗。25年末までには100店舗以上の販売ネットワークを構築し、全国をカバーする計画だという。

*1ユーロ=約161円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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