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中国の火鍋チェーン「海底撈(ハイディラオ)」の海外事業会社、特海国際控股(スーパーハイ・インターナショナル・ホールディング)が25日に発表した2024年第3四半期(7~9月)決算(未監査)は、売上高が前年同期比14.6%増の1億9860万ドル(1ドル=約151円)、営業利益が52.0%増の1490万ドルだった。営業利益率は5.7%から7.5%に上昇した。
客足は4.2%増の延べ740万人超となり、既存店売上高は5.6%伸び、1日の客席平均回転率は3.7回だった。
9月末時点で、海外13カ国に121店を展開している。内訳は、東南アジアが73店、東アジアが18店、北米が20店、その他の地域が10店。楊利娟最高経営責任者(CEO)は業績が伸びた理由について、「一つは、ハイディラオブランドの影響力の向上による。もう一つは全ての従業員による顧客満足度の向上、消費者層の拡大、各種消費シーンの丁寧な運営による」と説明。店舗の運営をより良く支援するため、サプライチェーン(供給網)の整備、製品の研究開発、ブランドマーケティング、デジタル化運営などに引き続き力を入れていく考えを示した。
ハイディラオは12年にシンガポールに1号店を出店して以降、グローバル展開を急ピッチで進めている。特海国際は分社化後、22年12月に香港証券取引所のメインボードに、24年5月に米ナスダック市場にそれぞれ上場している。(新華社北京)
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