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エンボディドAI(身体性を持つ人工知能)の開発を手がける中国スタートアップ「千尋智能(Spirit AI)」がこのほど、2回連続で大型資金調達を実施した。調達額は合計で約20億元(約460億円)に達し、評価額は100億元(約2300億円)を突破したという。出資者には、雲鋒基金(YF Capital)、紅杉中国(Hongshan)、Prosperity7(プロスペリティ7)などトップクラスの機関投資家、TCL創投(TCL Capital)などの産業資本、杭州市金融投資集団(Hangzhou Financial Investment Group)などの国有資本が名を連ねる。
米国勢を凌駕する「汎用的な頭脳」
千尋智能は2024年1月に設立。AIとロボティクスを融合させ、ロボットの「汎用的な頭脳」の構築において成果を上げている。オープンソース化した基盤モデル「Spirit v1.5」は、性能面で米Physical Intelligenceの「Pi0.5」を中国で初めて上回ったモデルとなった。同モデルは強力な「ゼロショット汎化能力(新たに学習しなくても初めての作業に対応できる能力)」を備えており、新たなサンプルによるトレーニングなしに、物体の拭き取り、蓋や扉などの操作や柔軟な物体の扱いといった複雑なタスクを遂行でき、異なる環境でも効率よく実行できる能力を示している。
データ面では、これまでに累計20万時間を超える多様なインタラクションデータを得ており、2026年には100万時間を超える見込みだ。
2025年末、車載電池最大手寧徳時代(CATL)の中州基地(河南省洛陽市)で、世界初となる人型ロボットの大規模導入を伴う電池パック生産ラインが稼働を開始した。このラインでは、千尋智能のヒューマノイド「Moz Robot」が実作業に従事している。
*1元=約23円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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