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通信機器大手のファーウェイが5月9日、第5世代(5G)通信システムの自動車への応用を目的としたエコシステム形成のため、大手自動車メーカーなど複数の企業と提携を結んだことを発表した。提携企業は「中国第一汽車集団(China FAW Group)」、「長安汽車(Changan Automobile)」、「東風汽車集団(Dongfeng Motor Group)」、「上海汽車集団(SAIC MOTOR)」、「広州汽車集団(GAC Group )」、「北京汽車工業集団(BAIC Group)」、「比亜迪汽車(BYD)」、「長城汽車(Great Wall Motors)」、「奇瑞控股(Chery Holding)」、「江淮汽車(JAC)」、「宇通客車(Yutong Bus)」、「賽力斯(SERES)」、「南京依維柯(IVECO)」、「T3出行」など18社。
現在、ファーウェイの5G自動車エコシステムにおいては、すでに製品化が実現している。広州汽車傘下で新エネルギー車を展開する「広汽新能源(GAC NE)」は、ファーウェイ製5Gチップ「Balong 5000」を搭載した新型SUV「AION V」シリーズの予約を4月27日に開始しており、2020年の6~7月に発売予定。同チップは5G通信をサポートしているほか、V2X(Vehicle to Everything;車車間/路車間通信)にも対応しており、コネクテッドカー向けにも信頼性が高く、低遅延な通信を可能とする。
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