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北京時間5月16日早朝、中国の著名プライベートエクイティ(PE)「高瓴資本(Hillhouse Capital)」が米証券取引委員会(SEC)に2020年第1四半期の株式持高(ポジション)状況についての報告書を提出した。本四半期、高瓴資本は全60社の米国株式を保有し、時価評価総額の合計は74億ドル(約7947億円)を上回った。中でも、同社の最有力銘柄はWeb会議ツールの「ZOOM」で、時価評価総額は9億500万ドル(約972億円)に上る。
同社の主力銘柄上位10社はZOOMのほか、動画配信大手「愛奇芸(iQiyi)」、製薬会社「百済神州(BeiGene)」、米配車サービス大手「Uber」、EC大手「京東(JD.com)」、オンライン教育大手「好未来(TAL)」、アリババ、ソーシャルEC大手「拼多多(Pinduoduo)」、バイオ医薬品会社「泰邦生物(China Biologic Products)」、米保険・再保険会社「エンスター(Enstar Group)」となっている。教育関連株で高瓴資本が最も多く保有しているのは好未来で、主力銘柄の第6位につけているが、前四半期に276万2300株を放出後、本四半期でも395万9700株を手放し、持ち高を53%も削減している。
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